2018.2 社会保険労務士事務所様向け勉強会【テーマ:有期労働者の無期転換対応】を開催致しました。講師:小野直樹弁護士
当事務所にて、社会保険労務士事務所様向け勉強会を開催致しました。
今回は、今話題の「無期転換対応」をテーマに、平成30年4月から本格化が想定される、有期契約から無期契約への無期転換権行使への対応、関連する重要トピックスである雇止法理、同一労働同一賃金といったテーマについて、法的紛争を未然に防ぐための具体策、発生時の対応等を事例を交えながらお話しました。
特に、今後、想定される代理人弁護士等からの「通知書」への対応、制度設計、クーリング期間、放棄合意、特例活用等、実務的な観点から、実例や裁判例等をふまえた解説がされました。
講師は当事務所の代表弁護士の小野が務めました。
参加者様からは、実際に相談のあった事例を上げて質問を頂くなど、興味深く聞いて頂けました。
<参加者様からの声>
・クライアントに有期契約の派遣業者様がいるため、日々の執務の参考にしたい。
・今後、就業規則の作成等に本日の講義の内容を取り入れていきたい。
(他にも複数いただきました)
また、セミナー終了後、ご参加者いただいた方々と懇親会にて色々とお話できました。
参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
【ご案内】
当事務所では、今後も継続的にセミナーを開催致します。.
次回テーマ:問題社員対応(2018年5月).
<背景>
従業員は人材(人財)と言われて久しいですが、業種を問わず、「問題社員」の問題を抱えている会社は非常に多いといえ、紛争発生時の影響は大きなものです。
次回はこのような「問題社員対応」に関する実務、関連する裁判例、規定例・書式、実例などを中心にお話ししたいと思います。
・問題社員を放置することによる企業への影響
・問題社員にまつわるトラブル事例紹介
・問題社員を解雇する際の法的留意点
・問題社員対応で有利に事を進めるための就業規則作成のポイント